普段使わないものだからよくわからない!仏具に関する雑学をくわしく紹介

このサイトでは仏具に関する雑学をくわしく紹介しています。
普段使わないものであるため、よくわからないままにしているケースも多いとおもわれますがやはり知っておくと安心です。
仏壇で使用するアイテムにも様々な価格のものがありますので、値段の違いを適切に比較する方法を知っておくと良いでしょう。
また、仏事に使用する道具を長持ちさせるためのお手入れの仕方も確認しておくことをお勧めします。
大切に使用することで長持ちすることが期待できます。

普段使わないものだからよくわからない!仏具に関する雑学をくわしく紹介

仏具を普段あまり使わないという人もいるのではないでしょうか。
そのような場合には、正しい扱い方が分からないことも多いものです。
仏具には香炉・花立・燭台という基本の3種類のほか、仏飯器や茶湯器などをはじめ様々なものがあります。
小さな仏壇なら香炉と花立、そして燭台だけを使用することもありますが、正式に揃えるならさらに色々なものが必要です。
仏具は宗派によっても異なるものを使うことがありますので、事前に確認しておくのがおすすめです。

いろいろある仏具の種類や使い方について

仏具について紹介しましょう、自宅で先祖供養などをなさったり、仏壇を設置してご先祖様をご供養なさる場合に必要なものと言えば、まずお位牌などを入れる仏壇が必要です。
次に蝋燭を立てて燈明を灯しますので、蝋燭立てがいります。
蝋燭立てと対になっているのが、お線香立てです。
ご供養を行うときには、先ほどの蝋燭立てと線香立ては対になります。
またお経をお唱えするなら、各宗派のお経本も仏具の必須のアイテムと言えるでしょう。
お経本、蝋燭立て、線香立てが揃ったら、次はお鈴とお鈴の座布団、お鈴を鳴らす道具など必要です。
先祖供養の順序はまず蝋燭に火を灯して蝋燭立てに立て、次に蝋燭の火を用いて線香に火を灯し線香代に立てます。
次にお鈴を打ち鳴らして「今からご供養させて頂きます」と心の中でご先祖様にご挨拶を行い、お経をお唱えするか、またはお経があげられないのであれば、言葉に出してご挨拶なり、念願なりを行いましょう。
忘れていけないのは、ご挨拶なりお経を唱える時に必須の仏具である、お数珠は必須のアイテムです。
また必要な種類も各家庭の宗派によってお数珠も代わってきますので、購入する場合はお寺さんに聞いてからにしましょう。
これは全てにおいて言えることです。
また、ご自身でご先祖供養を行う時は、朝の挨拶、外出時の挨拶、帰宅時の挨拶、夜の就寝前のご挨拶は欠かさず行いましょう。

仏具はいつから使われているのか?

仏具とひとくくりに言っても、蝋燭や線香、お鈴や蝋燭消し、数珠やお経本などとご先祖をご供養するために必要な道具が多種ありますが、大切なものとしては仏壇が挙げられます。
この仏壇の意味はご先祖の住まわれる御家と考えれば、より私たちのしっくりくるのではないでしょうか。
つまり仏壇も仏具の範疇に入れて考えることが大切だと思います。
では仏壇が各家庭に、一般庶民の家に置かれるようになったのはいつからか? この時期については今から1300年ほど前に、天武天皇の詔命されたのが始まりであるとされています。
天武天皇が「諸国の家ごとに仏舎を造り、仏像を安置し礼拝せよ」と命じられました。
つまり当時は先祖を供養するための仏壇ではなく、あくまでも仏・つまり「お釈迦様」をご供養するためのものであったのです。
仏をお祀りし仏の教えに帰依するのが目的であったのです。
そのご鎌倉時代になり、儒教の祭具であったお位牌が導入され、これを仏壇に仏と一緒に安置し、ご供養することが庶民に広まると同時に、供養に必要な道具として仏具が必要とされるようになったのです。

仏具は宗派によって違いがあるのか?

仏具を買う必要があるものの、宗派によって違いがあるのか意外と日本人は知らないものです。
そこでここでは、仏具は違いがあるのかを解説していきます。
結論からいうと、仏具は宗派によって決まりがあるのです。
そのために標準的に合わせたお祭りが必要あります。
例えば仏壇にしても天台宗ならば、本尊が阿弥陀如来像であり、真言宗ならば大日如来を飾るのです。
そして右側に弘法大師を、左側に不動明王を祀ります。
浄土宗ならば阿弥陀如来像が本尊で、横には観音菩薩で左に法然上人像を祀るのが一般的です。
このように仏壇1つでも一つ一つ違うために、購入の際は仏具店にきちんと確認しておくことが大事といえます。
仏様に祈りをささげることにより、先祖に感謝するのです。
ただし浄土真宗は本尊をおまつりする場所という考え方を徹底していて、位牌は置かないというところもあります。
しかしあくまで基本であり、一番はご先祖様の冥福を祈ることが一番です。

通信販売なら調べながら仏具を選べる

仏具は専門の実店舗でなければ購入できないと思い込んでいる人も多いかもしれませんが、実は通販でも買うことができます。
ゆっくりと比較検討しながら選べる利点は他の商品と変わることはない通信販売のメリットと言えたりします。
仏具店はなかなか入りにくいという雰囲気もあったりしますし、そもそも最近では身近なところにそのような実店舗など全く見かけないという人も多いかもしれません。
そういう場合でも通信販売であれば支障なく購入することができ、非常に便利です。
もしかするとそのような商品は何か御利益が薄いのではないかとか、不当に高いのではないかなどと思うような人もいるかもしれませんが、そういった点は口コミなども含めて事前にしっかりと調査することで解消できます。
むしろ、他のお店と比較検討しにくい実店舗で購入するよりは、値段や品質も含めて簡単に他と比べることができてしまう通信販売のほうが高品質と言えるかもしれません。

これだけは揃えた方がいい仏具の種類

自宅に仏具を置きたいけどあまり予算がなかったり狭いアパートに住んでいるからたくさん買うことができない、という場合は最低限これだけは揃えた方がいい物だけで済ませると良いでしょう。
とりあえず用意した方がいい仏具の一つとして、線香立てが挙げられます。
線香立てにはいろいろ種類があって物によっては線香を横に寝かせることができない商品もあるので、買う前に自分の宗派はどんな置き方をするのか確認してから選ぶことが重要です。
線香立ての他には、蝋燭立てやおりんなども用意する必要があります。
おりんは大きさがそれぞれの商品で異なるので、置きたい場所の広さに合わせて購入すると良いです。
見た目がお洒落なおりんもあるので、仏具で部屋の雰囲気を壊したくないという場合でも安心して設置することができます。
設置場所が狭くて蝋燭や線香の火が近くの物に燃え移らないか心配なときは、灯りがつく部分にLEDを使っている商品を選ぶことも可能です。

仏具を買い替えるときの処分の方法

仏具を新しい物に買い替える時に、頭を悩ませる人も多いのが処分方法です。
所有者の中には、神聖な道具だから事前に寺院などで供養をする必要があると、間違った認識をしている人も少なくありません。
一口に仏具と言っても、様々な種類に分かれているため、処分方法は異なります。
邪念を払うなどの目的で祈りを捧げる前に慣らすリンなどのアイテムは、供養などは必要ありません。
一方で、先祖の魂が宿ると言われる位牌や仏壇などは、事前に魂抜きの儀式を行う必要があります。
魂抜きの儀式は、菩提寺に依頼をすることが基本です。
文字通り先祖の菩提を弔うことを専門としていることが理由になります。
住んでいる地域に菩提寺がなく、直接持ち込むのが困難という場合は派遣サービスを利用するのも一つの手です。
依頼をするとお坊さんが自宅で儀式を行ってくれます。
金額は開眼供養で平均1万円前後、お焚き上げで3000円程度です。

仏具も修理して長く使うことができる

仏具の修理と一口で言っても、仏壇の修理や清掃と、お鈴や香炉などの仏具そのものがあります。
共に専門の業者・ここでは仏壇店などにお任せすることになるのですが、ここではお自分でできる仏具の清掃方法を取り上げてみましょう。
一般に仏壇以外は、大抵の場合、汚れなどを取り除いて綺麗にすることで、長く使えるようになるものがほとんどです。
では素材の種類からで、初めは金属性の場合です。
金即製のモノと言えば蝋燭立てや、お鈴などが一般的で大抵が真鍮製のものが多く使われており、長い間使っていると表面に汚れなどが付着して、本来の輝きがなくなっています。
この場合は金属製磨き(例えばピカールなど)を使い、磨き上げれば元の輝きを取り戻します。
次に木製品です、木製の場合は汚れを取り除く順序として、ホコリを払い、乾いたきれいな布で拭きあげると良いです。
これ以外に金メッキを施した製品があります。
この場合はうっかり強く拭くとメッキがはがれ落ちてしまいますので、注意が大切です。
同様に金箔を施したものは、軽く乾いた布でホコリを取り除くことで、長く使えるようになります。
あと。
ふき取りは必ず乾いた布で行い、間違っても濡れた布で拭くことはNGです。

仏具の正しい配置方法とその意味を知っておく

古代より日本では、必ず先祖を自宅で供養をしないといけない慣例がありました。
その供養に活用をされるものが仏壇で、どこのご家庭にも備わっているものです。
以前は本家にだけ設置をして、毎年正月やお盆・彼岸に家族が集まって一緒に儀式を実施していましたが、昨今では核家族化が進んだこともあって、それぞれに家でも備えるようになっています。
これから新しいものを買い揃えようという方も多いでしょうが、まずは必須道具である仏具の正しい配置方法を学ぶことが重要です。
仏具は計40点で構成をされており、どれも意味を持ったアイテムです。
まず、真ん中には位牌を揃えるのですが、男性・女性で用意をする位牌の素材が異なります。
男性は漆塗りの黒檀、女性は茶色のヒノキ製です。
その前に飯台を置いて、毎日白米を備えます。
両脇にはろうそくを置くことになり、夜間以外はずっと火をともすのが慣例です。
配置方法はネットでも調べることができるものです。

仏具を置いてはいけない方位がある?

日本では若い世代のお宅でも、あるアイテムを必ず設置されているものです。
それは先祖や両親、祖父母の供養をするための仏壇です。
以前は各家庭で買われる品ではありませんでしたが、昨今では古代の儀式を重んじる傾向が強くなっており、新たに買われる方も増加をしています。
これから手に入れようという方も多いでしょうが、簡単に仏具の取り扱い方をご紹介していきます。
まず仏具にはおいてはいけない方位というものがあるので、注意をしないといけません。
それは風水の考えのあらわれであり、北向きに置くのがNGとなります。
なぜ方位で北がいけないのか、理由は鬼門になっているからです。
いわゆるあの世への入り口があるとされており、神聖な仏具はここには設置をしては穢されるわけです。
どうしても仏具を移動させることができないという場合は、盛り塩をして浄化をすることになります。
さらに霊能者に依頼をしてご祈祷をする事でも対応できる方法です。

仏具に関する情報サイト
仏具の雑学

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